はい、マスコット着ぐるみの中は暑く、演者なら誰もがそれを感じます。ただ、暑さはあらかじめ予測できます。熱がどこから来て、空気がどこから入るのかを知っておけば、ふさわしいモデルを選び、最後の記念撮影までキャラクターが笑顔でいられるように一日の計画を立てられます。
着ぐるみが暑くなる理由
マスコット着ぐるみは、全身を包むボディ、手袋、キャラクターシューズ、閉じた頭部で、演者の全身を覆います。肌がまったく見えないことがキャラクターらしさを生みますが、それが熱がこもる理由でもあります。
当社の着ぐるみは、フェイクファー、フリースなどの生地でつくっており、動物の毛皮は使用していません。フェイクファーの着ぐるみは、特に屋外では暑くなります。まるいおなか、広い肩、大きな腰など、キャラクターにボリュームが必要な部分は、中綿やボディの下に着る中綿入りのベストでつくるため、さらに一枚重なります。
頭部は成形したフォームの骨組みでつくり、多くの場合は独立気泡のPEフォームの補強が入っているため、軽く、形が崩れません。頭部は演者の頭をすっぽり覆うので、その中にどう空気が入るかが何よりも大切です。
頭部に空気が入るしくみ
演者は、キャラクターのデザインの中に目立たないように設けた視界から外を見ます。当社カタログでは、目に視界がある頭部が513種類、口にあるものが173種類です。追加の通気口がないモデルでは、これが標準の通気で、空気は目と口から入ります。
多くの頭部には、口、目、鼻、耳の間、頭頂部、後頭部などに追加の通気口もあります。当社カタログでは、つくりの記載がある650種類の頭部のうち、258種類に追加の通気口があります。追加の通気口の有無はすべての商品ページに記載しており、マスコット着ぐるみのカタログの「暑さ対策」の絞り込みでは、ファン付きのモデルや通気口を追加したモデルを表示できます。
頭部ファン
頭部の中のファンは、演者の顔のまわりの空気を動かし続けます。カタログには、セット内容にファンが含まれているモデルもあります。コーヒー色のねこには携帯用のバッテリー式ファンが付き、スポーツ選手の恐竜は頭部ファンに加えて、口と後頭部に追加の通気口があります。
そのほかのモデルにも、ご希望に応じて頭部ファンを追加できます。夏のイベント、屋外での仕事、暑い気候で使う場合は、ぜひご相談ください。オリジナルキャラクターでは、ファンなどのしかけは仕様書で取り決め、着ぐるみと一緒にお見積もりします。詳しくはオリジナル着ぐるみの価格の決まり方をご覧ください。
ボディの下に着る冷却ベスト
暑い中での長い一日には、ボディの下に着る冷却ベストをご注文いただけます。通気口や頭部ファンと並んで、夏のイベント、長時間のスポーツの試合、高温多湿な夏に向けてご用意している暑さ対策のひとつです。ご注文の際に担当者にご相談ください。ファンと同じく、ご注文に合わせてお見積もりします。
無理のない休憩のルール
着ぐるみは答えの半分にすぎません。残りの半分は、演者の一日の計画です。
- 暑い日は、20〜30分ごとに短い休憩をとってください。
- 休憩中は、お客様から見えない場所で頭部を外し、子どもたちの夢をこわさないようにしてください。
- 飲み物を手の届くところに用意し、直射日光の下での長時間の出演は避けてください。
- 演者の横を一緒に歩き、ドアを開け、小さな子どもたちに気を配り、休憩のタイミングに気づける付き添いのスタッフをつけてください。
- 忙しい週末は、1着を一日中使うのではなく、2着を交代で使ってください。
- 演者の具合が悪くなったら、すぐに出演をやめ、頭部を外して涼しい場所で休んでください。
どの着ぐるみの頭部でも横の視界は限られるため、付き添いのスタッフはどのイベントでも役立ちます。暑い日に、演者に休憩が必要なことに最初に気づくのも、たいていこのスタッフです。
イベントの後は乾かす
暑い日の後は、着ぐるみに湿気が残ります。イベントの後は毎回、頭部、ボディ、手袋を、ヒーターや直射日光を避けて完全に自然乾燥させてから片付けてください。お手入れの流れは、ガイドマスコット着ぐるみのお手入れと保管でご説明しています。
ご注文の前にお知らせいただきたいこと
暑い気候での使用、夏の屋外イベント、長時間の試合の予定はありますか?最初のご連絡で、マスコットが活躍する場所、頻度、時間をお知らせください。通気口を追加したモデルをご提案し、頭部ファンや冷却ベストをお見積もりします。オリジナルキャラクターをおつくりになる場合は、頭部の設計の段階で暑さ対策を考えます。詳しくはオリジナル着ぐるみの制作のページをご覧ください。
まずはかんたんなお見積もり依頼からどうぞ。お問い合わせのページからメールでご連絡いただくこともでき、24時間365日受け付けています。










